整備アーカイブになります。ジムニーJB23Wの続きです。
ABSセンサーをいかに壊さないで脱着するか?午後からの浸透剤が、どこまで効いてるか?約60分後、センサーを動かしますが、やはり渋いです。
ただし、手で動くようになってきました。センサーを動かすのではなく、バキュームプレート?を動かすようにしてシコシコ続けます。
左右に動くようになってきましたが、抜けません(;^ω^)。真鍮ブラシで根っこを再度綺麗にして、じわじわ作業を続けます。
ボルトのステーのところが少しだけ隙間が出来てきました・・・この間30分。はあ。でもやっぱり抜けてきません。
しかし、隙間にマイナスドライバーを2本左右に入れて、てこの原理でこじると、硬いですが動きました!!その要領でやっとこ抜けました。
で、よーく見てみると、センサーが刺さっていたところにプラスチックのカラーが入っていて、バキュームプレートがあります。このプラスチックのカラーは
ABSセンサーとパルスギヤのクリアランス確保のためにあるようです。完全に同化していて、こいつも取れません。変にたたくと割れるので、ヒートガンで溶けない寸前で炙って、
何とか破壊せずに取れました。こいつが取れて一山超え、もう一山あります。ステアリングロッドのクラウンナットの割ピンが腐って同化しています。ナットも腐ってます。
割ピンの頭をニッパーで切って、ソケットを叩き込むのですが、上手く入りません。ん?・・・アッヤベッ(;´Д`)クラウンの突起部分が腐って砕けそうです・・・。
ここまで長かった・・・。サビとの戦いに勝利ですw。
以前のレクサスの足回り整備のトラウマがヨギリマス・・・。ベルトサンダーでソケットがうまく入るように六角に整えて、よし。入った。
KTCスピンナーでバキッと取れました~。ただし、当然少しガジってますので、タップで修正しておきます。
それが終われば、後はバンバン外して、ようやく分解が終わりました。後は、ホーシングシャフトのボールジョイントの腐食をチェックします。
写りが悪くてすみません<(_ _)>
サビはありませんでしたが、段付きがありましたので、修正して、焼付塗装します。
足付けして
焼付しました。正面
後ろから
前から。よし。これでシャフトシール延命出来る。
今日はここまで。
それでは皆様、ご安全に♪